こんにちは。
小規模事業者様の経営を支援する京北商工会です。
さて、6月21日(水)に青年部事業として、京都府立北桑田高校にて青年部員さんが授業をされました。
北桑田高校は京都市右京区京北地域にある府立高校で、普通科と森林リサーチ科があります。
今回アントレプレナーシップ授業として青年部が授業をしたのは、普通科キャリアデザインコースの1年生でした。
京北商工会青年部は会社経営にたずさわる45歳までの方が加入されています。
京北で経営にたずさわると言っても、「なぜ京北で仕事をしているのか。」はそれぞれ違い、父親の後を継いだ人、新たな場所で経営をはじめた人、京北にこだわった人、いろんな方がおられます。
- 違いがあるから勉強になる
- 違いがあるから新たな視点に気付く
この違いを大切にしながら経営の勉強・仕事・地域貢献へと繋げているのが京北商工会の青年部です。
今回の授業を通して、高校生のみなさんと一緒に様々な違いを発見し、共に勉強し共に成長していきたいと青年部さんはおっしゃっています。
こんなすばらしい取組を商工会が応援しないわけがない!
6月21日は第1回目の授業ということで、まずは先生(青年部員)の自己紹介からスタートしました。
ご自身について、そしてご自身の事業についてご紹介いただきました。
トップバッターは、
仲井電気工事商会の仲井亮文さんです。
続いて
人見石工の人見真一朗さん
東工務店一級建築士事務所の東昇平さん
greentail(グリーンテイル)の大島剛司さん
とそれぞれ個性を発揮して自己紹介をされました。
次に、質疑応答があり
多感な時期の16歳が挙手をし、自ら質問をしました。(スゴイ!)
その質問は
「失敗したときどうしていますか?」
です。
青年部先生の答えは
「失敗した時は嫌だし、気にしたりするけど、すぐにどうにかしようという気持ちになるからその時のことを覚えていないなぁ。」という答え
「基本失敗すると思っている。10回中9回は失敗だから。」ともお話しされました。
そのときに高校生に言えばよかったと後で思われたのが、「すべては自己責任だから、失敗はいいと思っている。でもしかられたくはないな。」だそうです。
授業は5,6時間目といういちばん眠くなる時間帯なのに、興味深く話を聞いていた高校生に、おどろかれていました。
また、自分たちが高校生だった時よりもずっとずっと将来について考えているなぁと感心されていました。
反面、若いのだからもっと大きい夢を見たっていいのにとも思ったそうです。
自分が出来ることを自分で限定してしまっているんじゃないかなって。
私たち大人がそうさせているのではないかと、ふと思ってしまいました。
最後は先生も生徒も全員、目標を漢字一文字で表して記しました。
青年部先生は「繋」「伝」「基」「雇」でした。なぜこの文字なんでしょうね。聞いてみたいところです。
ちなみに生徒さんたちの担任の先生は「甲」でした。担任の先生は野球部の監督です。
おわかりですよね。
「甲子園にいきたい!」
だそうです。笑
青年部先生が「目標」がどういうものかを説明されましたが、目標というのは自分が進んでいてブレそうになった時、たちかえるところだと。
言ってみれば「灯台」のようなものなのですね。
迷ったり、困ったり、つらくなったりしたときに「目標」を見て、舵を取りなおすといったかんじでしょうか。
高校生はどんなふうに感じたのでしょう。
さぁ次回は9月、そして最終回は2月の予定です。
またブログでご報告いたします!